Notebook Webでタグ「LAN」が付けられているもの

前回の続きです。

配線を済ませたLANケーブルの先端を終端加工します。
やることさえわかっていれば、大した作業ではありません。


まずは、LANケーブルの皮膜を下記のように剥きます。
こんな感じですね。
尚、最後に使う「かしめ工具」の中には、皮膜を簡単に剥ぐカッターが付属しているものもあります。
うっかり中の線を切断することが無いので、安心ですね。
R0013021.JPG


次に導線8本の「くせ」を直し、次の順番に並べて下さい。
「くせ」は導線の根元の方からグネグネと力を加えて曲げると、簡単に直ります。

オレンジ(白) > オレンジ > 緑(白) > 青 > 青(白) > 緑 > 赤(白) > 赤 の順です。
緑と青の順番は間違えやすいのでご注意!
導線の並び


順番に並べたら、そのまま端子に差し込んでいきます。
この際、導線の皮膜を剥ぐ必要はありません。
端子の先端部分が鋭利になっており、かしめ工具でかしめた際に皮膜を剥ぐ仕組みになっています。
導線を端子に差し込んだ図


奥まで導線が届いたら、抜けないように押さえつつ、かしめ工具でかしめます。
場所を合わせてガシッとやってみましょう。
かしめる


ケーブルの終端加工は、これでおしまいです。


素人でもできた、LANコンセント導入!

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最近の電化製品はLAN対応がとても多いです。
ネットワーク型プリンタやNASはまだわかるとしても、
いまやテレビやレコーダーにも搭載されている時代。

とはいえ、LANケーブルを這い回すのはいかにもイケてない・・・。
思い切ってコンセント裏にLANケーブルを引き回して、
宅内をすっきりさせてみることにしました。

■準備
まず、必要となる工具は、Amazonで買いそろえました。
電気屋の店頭で買うと割高になるし、量も多く、配送の方が都合が良いので。
今回は5部屋に敷きましたが、だいたい9000円程度の出費でした。

1) LANケーブル ロール巻き(100m) カテゴリ6対応
2) LANケーブルのコネクタ(10個入り)
3) コネクタとケーブルを結線するのに必要な工具
4) コンセント側のコネクタ(設置先のコンセント数分)
5) コンセント側のコネクタとケーブルを結線するのに必要な工具
6) ビニール紐(20mくらい)
7) 掃除機


■手順
まず、最初にコンセントを開けてみます。

開けると内側にオレンジの管があるのが見えます。
これは電話線を部屋に引き回すために用意されている管なのですが、
我が家ではNTTの固定電話は使わないので、これを活用します。
※黒い線は光ファイバーケーブルです。
09080101.JPG

最近の住居の場合、各部屋に巡らされたこうした管の反対側は、
宅内のどこかのスペースに集められているようです。
我が家ではユニットバスの上に集められていました。


部屋側のオレンジの管にビニール紐を軽く差し込んだ後、
ユニットバス側から掃除機で吸い込んであげます。
すると、ビニール紐がするするっと吸い込まれていきます。

次に、反対側まで飛び出したビニール紐にLANケーブルを括り付け、
今度は、部屋側からゆっくりと引っ張っていきます。

こんな感じに出てきます。
09080102.JPG


これをLANを敷きたい各部屋に対して行っていきます。
写真は、作業後のユニットバス側の様子です。ケーブルは各部屋に繋がっています。
09080103.JPG

次にLANケーブルの結線になりますが、これは次回ご説明します。

Class10 32GBでこの価格とは。

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