ハンモックのすすめ:ハンモックから虫除けまで!

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毎年、家族や友人とキャンプを楽しんでいます。

その中で「来年はやりたい」と思いつつ、中々できていなかったこと。
今年は『ハンモック』を導入しました。

ゆらゆらと揺れるベッドの心地よさの憧れもありますが、
何より、絶対に子供たちが大はしゃぎするはずで、それを楽しみに一式をエイヤしました。

全体図


本記事では、ハンモックを楽しむにあたって、用意するべきアイテムをご紹介します。


1) ハンモック
 3,000円程度のものから、3万近いものまであります。
 安いと生地が良くないだろうことは推測できましたので、それなりのモデルにしました。
 そもそも主役のアイテムですので、納得いくものを選んでいます。
 
 La Siesta CURRAMBERA

 ハンモック

 届いた製品は、肌触りや色合いも良く、とても満足のいくものでした。
 ぜひ検討の対象に加えて頂ければと思います。

 
2) バンド
 ハンモックは木にぶら下げますが、その紐が細いと切れてしまいます。
 そこで幅の広いバンドを使い、面で固定する製品が出ています。
 こうしたものを使うことで安定性・安全性が増しますし、何より木を傷めにくくなります。

 ハンモック固定ナイロンベルト + 特大カラビナ2個セット

 ハンモックロープ


3) シート
 できれば綺麗に使いたいので、靴を脱いでから寝転がります。
 ハンモックは揺れるので、靴を脱ぎながら乗ったり、降りながら靴を履くのは少し大変です。
 靴を脱いで一旦シートに乗って、シート上からハンモックに乗るようにすると快適です。
 ※靴のまま、どーんと寝転がるのであれば必要ありません。

 100円ショップで売っているシートで十分です。


4) スタンド
 ハンモックというと、網の両側を木に結んで・・・というイメージがありませんか?
 ちょうど良い間隔で木があるキャンプ場なんて中々ありません。
 
 そこで、片方は木に結び、反対側をスタンドで支えることで、設置可能な場所を飛躍的に広げることができます。
 既製品のハンモックスタンドを探すと、1万円超えがほとんどです。
 Coleman アルミハンモックスタンド
 BYER ハンモックスタンド

 簡易的な構造ですので、自分でも簡単に作ることができます。


 1. ホームセンターで角材を買ってきます。
  この時、筋がまっすぐであるものを選んでください。
  私は、180cm x 3.5cm x 3.5cm のホワイトオーク材を2本買いました。

  角材

 2. 角材を研磨します。
  買ってきた角材は表面にざらつきがある場所があります。

  ざらつき
  手に持った感じを良くしたいので、ここを綺麗にします。

  かんなで削るのが良いですが、今回は簡易的に紙やすりで整えています。
  400番⇒1000番の順に行いました。
  セットになっているものがあります。
  耐水ペーパーミニセット 30枚入り 400、#1000、#1500


 3. 角材に穴を開けます。
  後で、2本の角材をアイボルトとアイナットで留める際に使います。
  開けるのは、だいたい端から10cmくらいの場所です。

  角材の穴


  穴あけはインパクトドライバーで行います。
  1台あると便利なので、これを機に購入しました。
  BLACK+DECKER スマートドリルドライバー
  スターエム 先三角ショートビット 10mm


  インパクト
  穴はホームセンターで開けてくれるところもあります。
  インパクトドライバーが不要なら、そちらの方が安上がりでお勧めです。


 4. 素の木材のままだと、雨に降られたときが良くないため、ニス塗りをします。
  手早く済ませたい方は手順を飛ばして頂いて大丈夫です。

  ニスは角材の種類や色に合わせて選びます。
  角材を買う時に、一緒に見立てるのが一番良いですね。

  ニス

  基本は、ニス塗り⇒1日乾燥⇒紙やすりで整えるを3セット行います。
  ニスはたっぷり塗りましょう。


 5. アイナットとアイボルトを角材に通します。
  ステンレス ロングアイボルト
  ステンレス アイナット

  アイボルトとアイナット

  3の手順で開けた穴にアイボルトを差し込み、2つの角材を留めます。
  反対側はアイナットで固定します。

  これでスタンドとしては、ほぼ形になりました。


 6. 仕上げ
  最後に、スタンドの脚が開きすぎてしまうことがないように、手を加えます。

  スタンド留め

  ホームセンターで購入致しましたが、Amazonでも似たようなものが販売しています。
  アイプレート

  錆防止のため、ステンレス製を選んでいます。
  ロープは太さだけではなく、中の構造によって強度が変わります。
  しっかりとしたブランドのものを使いましょう。
  ※写真のものはロスコのパラコードです。


 これで、スタンドとしては一通りの完成となります。
 冒頭の写真のようなモノとなります。

 こだわらなければ、角材 + アイボルト + アイナットで作れますので、2000円程度で自作できます。


5) ペグとロープ
 スタンドはロープでペグダウンしますが、ペグの選択はとても重要です。
 「ペグが抜けて、子供が地面に落ちた」は洒落になりません。

 テントやタープ向けのペグは多数持っていますが、体重(や子供のジャンプ)を支えるには不安があります。
 そこで、深く刺さり、抜けにくく曲がりにくい大型の鋳造ペグを買いました。
 
 エリッゼステーク

 エリッゼステークは国産の鋳造ペグです。
 カラーバリエーションがあるため、ハンモックとのコーディネイトに一役買ってくれます。
 また、目立つ色ですので、足に引っ掛ける危険を減らすことができるのもメリットです。
 
 ロープも大切ですね。径が太いロープが望ましいでしょう。
 
 我が家では、当初、写真にあるロスコの5mm径のロープを二重で使いました。
 試し使いした結果、強度は問題無さそうでしたが、引裂耐性が心配でしたので、
 mont-bellで7mmのクライミング用ロープを購入しました。
 ザイルで使うものだということで、強度は申し分ありません。


6) おまけ
 ハンモックでのんびり横になっているとき、虫に邪魔されたくありませんよね。
 屋外使用を想定して、広い範囲で忌避効果が得られるグッズを購入しました。

 エアドーム

 エアドーム

 定期的にスプレーを放射して、周囲数メールの範囲で虫除けをするというものです。
 思っていたよりも小型・軽量で、取り扱いも簡単です。


ハンモックにごろんと潜り込むと、宙に浮いていることもあって、背中がひんやりして気持ちがいいです。
5月から9月くらいの間は、快適な昼寝スペースとなること間違いありません。

特に新緑のシーズンはこんな景色が楽しめます。
頭上

少し思い切りのいるグッズですが、満足感の高いものです。
興味のある方はぜひ手を出して頂くことを推奨致します。

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