素人でもできた、LANコンセント導入! その2

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前回の続きです。

配線を済ませたLANケーブルの先端を終端加工します。
やることさえわかっていれば、大した作業ではありません。


まずは、LANケーブルの皮膜を下記のように剥きます。
こんな感じですね。
尚、最後に使う「かしめ工具」の中には、皮膜を簡単に剥ぐカッターが付属しているものもあります。
うっかり中の線を切断することが無いので、安心ですね。
R0013021.JPG


次に導線8本の「くせ」を直し、次の順番に並べて下さい。
「くせ」は導線の根元の方からグネグネと力を加えて曲げると、簡単に直ります。

オレンジ(白) > オレンジ > 緑(白) > 青 > 青(白) > 緑 > 赤(白) > 赤 の順です。
緑と青の順番は間違えやすいのでご注意!
導線の並び


順番に並べたら、そのまま端子に差し込んでいきます。
この際、導線の皮膜を剥ぐ必要はありません。
端子の先端部分が鋭利になっており、かしめ工具でかしめた際に皮膜を剥ぐ仕組みになっています。
導線を端子に差し込んだ図


奥まで導線が届いたら、抜けないように押さえつつ、かしめ工具でかしめます。
場所を合わせてガシッとやってみましょう。
かしめる


ケーブルの終端加工は、これでおしまいです。


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コメント(4)

こんにちは。通りすがりにLANケーブルの自作を拝見させていただき、大変参考になったのですが、かしめ工具にもぴんからきりまでございますようで、もしよろしければ、ご使用になられた写真のかしめ工具のメーカーと型番をご掲載願えませんでしょうか?

ベガさん、サイトをご覧頂いてありがとうございます。 かしめ工具ですが、メーカーも型番もわかりませんが、Amazonでは"LANケーブルコネクタかしめ圧着工具6P6C/8P8C兼用(RJ-45 RJ-12 RJ-11/RJ-25)簡易ラチェット付き"という名前で販売されています。 ELECOMのものと比べて非常に安いですが、使い心地も良いですし、十分な品質は得られていると思います。 かしめ工具を含め、作業に当たって必要になった工具は、ご覧になられた『素人でもできた、LANコンセント導入! その2』の記事ではなく、1つ前の『素人でもできた、LANコンセント導入!』の記事に掲載させて頂いておりますので、よろしければそちらもご覧下さい。 線の並びだけ気をつければ簡単にケーブルを自作できるので、いまだにいろいろ活躍しています。

こんにちは。ご回答頂き、ありがとうございます。すみません、もうひとつの記事見落としてました。うちの場合、LANを引きなおすのは大変なので、あなた様のページをヒントに、早速、件のかしめ工具を買って、接触不良の端子部の交換にチャレンジしたいと思います。このブログに感謝です^^。

何か得るものがあったということであれば、書いた私も大変嬉しく思います。 更新は非常に不定期ではありますが、よろしければまたお越し下さい。

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