普段、三脚を利用する際はクイックシューを使っています。
この時、カメラを固定するプレートの方には、
雲台付属の汎用プレートを使っていました。
ただ、これを使う場合、かなりキツくネジを締めないと
カメラが安定しないという問題があり、機種専用のプレートを探していました。
D700専用のプレートとしては、3社から発売されているようです。
Kirk社のPZ-127。
Sirui社のTY-D700。
そして、今回購入したPhotoclamのPC-D700-up2です。
機種専用プレートは、どれも同じような価格帯の製品です。
正直、どのメーカーのものを選んでも良かったのですが、
決め手が無いのも困るので、差分を探しました。
そこで、1点。プレートのカメラ取り付けネジを見ると、
Kirk社、Sirui社が六角レンチを想定しているのに対し、
photoclam社に関しては、コイン・マイナスドライバーを想定した作りになっています。
明け方の撮影や夜間の撮影を想定すると、
六角レンチでの締め付けは使いにくそうでしたので、
今回はphotoclam社の製品を買うことにしました。
さて、実際に手に取ると、
機種専用プレートというニッチなカテゴリであることもあり、
購買層を意識した精巧な作りにしてあります。
ネジにも適度な質量を感じられ、ネジ切れの心配も無さそうです。
D700に取り付けてみます。
(当たり前ですが)カメラ形状にピッと吸い付いてカチッと止まります。
これであれば、縦位置で撮影しても
レンズの重さでカメラが回転することは無さそうです。
また、プレート自体は非常に薄く、コンパクトにできています。
そのため、見た目もスマートですし、手持ち撮影時も余り気になりません。
プレートを取り付けたまま、バッテリー交換できるのも良いですね。
機種専用プレートは、カメラを買い替えると使えなくなってしまいますが、
きちんとカメラを固定したい方には、大変便利なアクセサリです。
それほど高価なものでもありませんので、
興味がある方は、一度お試し頂く価値があるように思いました。