ぺるせうす: 2012年7月アーカイブ

普段、三脚を利用する際はクイックシューを使っています。

この時、カメラを固定するプレートの方には、
雲台付属の汎用プレートを使っていました。

ただ、これを使う場合、かなりキツくネジを締めないと
カメラが安定しないという問題があり、機種専用のプレートを探していました。

D700専用のプレートとしては、3社から発売されているようです。
Kirk社のPZ-127。
Sirui社のTY-D700

そして、今回購入したPhotoclamのPC-D700-up2です。

photoclam02.jpg

機種専用プレートは、どれも同じような価格帯の製品です。

正直、どのメーカーのものを選んでも良かったのですが、
決め手が無いのも困るので、差分を探しました。

そこで、1点。プレートのカメラ取り付けネジを見ると、
Kirk社、Sirui社が六角レンチを想定しているのに対し、
photoclam社に関しては、コイン・マイナスドライバーを想定した作りになっています。

photoclam04.jpg

明け方の撮影や夜間の撮影を想定すると、
六角レンチでの締め付けは使いにくそうでしたので、
今回はphotoclam社の製品を買うことにしました。

さて、実際に手に取ると、
機種専用プレートというニッチなカテゴリであることもあり、
購買層を意識した精巧な作りにしてあります。
ネジにも適度な質量を感じられ、ネジ切れの心配も無さそうです。

photoclam03.jpg

D700に取り付けてみます。
(当たり前ですが)カメラ形状にピッと吸い付いてカチッと止まります。

これであれば、縦位置で撮影しても
レンズの重さでカメラが回転することは無さそうです。

photoclam05.jpg

また、プレート自体は非常に薄く、コンパクトにできています。
そのため、見た目もスマートですし、手持ち撮影時も余り気になりません。

photoclam07.jpg

プレートを取り付けたまま、バッテリー交換できるのも良いですね。

photoclam06.jpg


機種専用プレートは、カメラを買い替えると使えなくなってしまいますが、
きちんとカメラを固定したい方には、大変便利なアクセサリです。

それほど高価なものでもありませんので、
興味がある方は、一度お試し頂く価値があるように思いました。