デジカメの写真を印刷すると、端っこが切れて表示されることがあります。
これは、主に写真そのものと印刷用紙のアスペクト比(縦横比)の違いにあります。
そこで、フルサイズカメラで撮影した写真を印刷した場合に、
どの程度、欠けてしまう領域があるのかわかるように、
代表的な用紙別に比較資料を作成致しました。
尚、欠けてしまう割合が小さい順に並べています。
■35mmフィルム版(フルサイズ)のアスペクト比
■ワイド6ツ切との比較。唯一、アスペクト比がフルサイズと同じ。
■A3ノビとの比較。
■ワイド4ツ切との比較。
■L版との比較。
■A3やA4との比較。
■2L版との比較。
■DSC版との比較。
■半切との比較。
撮影した写真と完全に一致させたい場合は、
ワイド6ツ切で印刷すれば良いようです。
一方、大きなサイズで印刷する場合には、
A3ノビが一番適正があるようです。
最近は、作品作りを意識したA3プリンタも充実してきています。
上位モデルは、A3ノビにも対応しているようですね。
EPSON MAXART インクジェットプリンター PX-5V
EPSON Colorio インクジェットプリンター PX-7V
Canon インクジェットプリンタ PIXUS Pro-100
A3ノビ用紙についても、多数の種類が発売されています。
EPSON 純正用紙 写真用紙クリスピア<高光沢> A3ノビ
一方、半切やワイド6ツ切のような、昔からのフォーマットについては、
プリンタ用紙としては発売されておらず、写真屋でのプリントになるようです。
自宅での高画質な印刷ができるようになっただけに
アスペクト比の違いを理解して、失敗の無い作品作りを心掛けたいですね。